中学受験を希望する子供が増えた背景には、やはり、公立の中高一貫校の増加が挙げられます。自分の子供には学力をつけてもらいたい、そして良い大学に入ってもらいたい。そう思うのが親の心ですよね。公立の中高一貫校の競争率はとても高く、誰もが入れるわけではありません。それでもみんなが中学受験をするのは、落ちてしまっても公立の中学校に入ればいいと思っているからです。そう、中学校は義務教育ですから、中学受験に落ちても公立の中学校に入れるのです。だから、みんなが中学受験をするんですね。
中学受験を行う公立の中高一貫校は、生徒の自主性と発想の豊かさを重んじます。学校全体がボランティア精神についても旺盛です。プール掃除や学校説明会の受付係といった大人のすることも、すべて生徒たちによって行われているところもあるようです。いずれにせよ、公立の中高一貫校で学ぶということは得ることが多いといえるでしょう。
中学受験について、状況を人から聞いてみる、ということは、わりあい簡単にできることでしょう。具体的には、中学受験で生徒を受け入れている学校のうわさ話を耳にするということもあるでしょうし、あるいは、実際にその学校に子供を通わせている、または、通わせた経験のある親御さんにお願いして話を聞かせてもらうということも、たまたま知り合いやご近所さんにいれば、可能ではあります。ただ、うわさで話を聞くというのは、不確かなところが多く不安です。また、経験者の方に聞くのは確実ではあるものの、そのご家庭での考え方のもとで選んだ学校であったり、そのご家庭の子供さんに合うのであって、万人に合うかどうかがわからない、というところもあり、やはり、自分で確かめてみる、というのが、重要なのではないでしょうか。
中学受験の志望校選び、どこに重点を置いて選ぶと良いのでしょうか。志望校の選択が中学受験を成功するかどうかの大きなポイントになってくるのは、間違いありません。もちろん、偏差値も気になりますが、校風や教育方針、あるいは、大学への進学率なども重要なポイントになってくるのではないでしょうか。どのようにして、それぞれの学校の特長を知ることが出来るのでしょうか。
中学受験が増加傾向にある地域は首都圏と京阪神地区に集中しており、約6割の私立中学がありますが、人口比率から言えばそんな極端なことにはなりません。しかしニュースに取り上げられるのが多いのはやはり首都圏、京阪神地区の私立中学校です。これは、メジャーなテレビ局や新聞社がその地域に集中しているため、情報も流れやすいという特徴があるのです。一方地方の現状を見ると、進学するには県立高校にいくという考え方が主流になっていますので、私立中学への進学はまだまだ意識が低いのが現状です。