中学受験の理科。理科の勉強でもっとも大切なもの、それは"好奇心"と"探究心"です。理科という分野は、本の知識だけで学習するよりも実際に見ること、触れることでより深く印象的に学習することができます。例えば実際に虫や植物を飼育し、直接触れて観察することで昆虫や植物の独特の生態や世界を感じれば、図鑑等で見るよりももっと色々なことを知ることができます。そう思えば昨今の昆虫ブームは、まさにうってつけかもしれませんね。
中学受験をするのは小学6年生ですから、12歳くらいの子供が受験生と呼ばれることになります。自分や自分の子供たちの小学6年生のころなんて、まだ、自分の将来のことや何をしたい、何が好きなんてこともはっきりしないし、ころころとよく夢は変わるような状態でした。お友達と遊ぶこと、学校の宿題、テスト、今度の日曜日にはお父さんやお母さんとどこへ出かけるのかなとか、すぐ目の前の楽しい行事を楽しみにして毎日過ごしていたような気がします。だって、中学校へは、いやでも行けたのですから。今、子供たちは何を考えて、どんな楽しみを思って毎日を送っているのでしょうか。
中学受験に合格した後の中学生活のイメージから親子で話してみると、話があれこれと展開します。しかも、楽しく。まずは、試してみてください。イメージは、訓練です。頭の中に映画館のスクリーンを開きます。そして登場人物は誰と誰。背景の季節はいつで、着ている洋服は何で、どんな会話をしているか、などと想像していくと結構楽しいものです。そのイメージを実現するために、受験勉強に入っていくのです。
中学受験への意識が変わったきっかけがありました。同じ塾で同じ志望校の他の生徒たちからは『お前の成績じゃ絶対不合格だから無駄なことをするなよ』と云われてもヘラヘラと笑って誤魔化していた僕ですが、小学校6年生の初夏の頃、小学校の三者面談のときに、担任の先生が母親に『コイツの成績じゃ絶対不合格だから受験料が無駄ですよ』と云われ、帰りに母親は泣き顔を隠しながら『もし不合格だったら貯めていた入学金でハワイに旅行に行こう』と云い、これがきっかけとなって真剣に勉強に取り組むようになりました。今だったら『問題発言の教師不適格』と問題視されますが、ポジティブに考えればこの言葉のおかげだったとも云えます。
中学受験の傾向と対策。次は算数についてです。日本人の理数離れが警鐘される昨今、算数が苦手、という子供は多いと思います(ちなみに筆者もそうです)。算数は他の教科と比べても応用センスが必要な教科です。基本的な解法をどのように応用し、正解を導くかが問われます。他には基本的な計算問題等が出題されます。では、その学習のポイントはどこにあるでしょう。