中学受験をめざしている家庭では、幼稚園や小学校入学直後からはっきりとして目標をもってスケジュールしている方もあるようです。評判の高い学校や難関校を受験しようとすえると、中学受験のための塾通いも早くからはじめなければならないようです。小さいときから、塾に通って、子供らしく遊ぶこともなく勉強してかわいそうにと思う方も多いと思いますが、都会に住む適齢のお子さんをお持ちの方は、また違う考えを持っているようです。
中学受験をする子供、もしくはそれをさせる親の考えそうなことを書いてみましょう。まず中高または大学までが一貫教育である学校があります。こういった学校では中学から高校へ進むときに、試験らしい試験はありません。国立大学付属の中学にはよくこういったところがあるし、最近は公立校にまでできて来ました。しかし公立がこれに対応し始めたのは最近で、中高(大)一貫教育を受けようと思ったら中学受験をしなければならないのが普通だったのです。
中学受験は不景気による就職難とあいまって、より高い学歴を求める親や子供たちを増加させ、激化の一途をたどっています。このままどこまで受験戦争が激化するのかはわかりません。しかし確実に言えるのは、その渦中にいるのは他でもない、子供達だということです。時には子供たちの立場に立って考えることも大事なのです。あなたの子供が本当に中学受験を望んでいるかどうか、一度じっくりと話し合ってみてください。
中学受験の国語では、漢字・ことばの用法・ことわざといった「基礎的な国語力」の他に、最近の子供たちが苦手とする長文読解問題が出題されるケースが多いですね。長文問題では文章の論旨を読み取る力を試すものが多く見られます。どんな生徒に入学して欲しいかが、私立の中学校の場合こうした国語の問題には露骨に出ているような気がします。過去問題を分析する際は、そうしたことにも注目してみるといいのではないでしょうか。そもそも国語という科目自体、問題を工夫しやすいという部分がありますから、やはりかなり練られた出題のオンパレード、というのが各校の過去の中学受験国語問題を見渡した印象です。小論文形式の記述問題が増えているので、中学受験準備はいわゆる「模試」だけでは不十分と言えるでしょう。
中学受験を考えている家庭にとって問題なのは、その対策です。中学は義務教育ですので、わざわざ中学受験をしなくても公立の中学に進むことができます。ですから、あえて中学受験をするには、それなりのモチベーションが必要となるのです。中学受験とひとことでいっても、その準備には経済的なゆとりなどもなくてはいけません。また、中学受験の準備をする期間も問題となります。