中学受験を考えている小学生はたくさんいます。もちろん、小学生と言っても、1年生から6年生までいますので、それぞれの段階で中学受験を考えます。小学校低学年の頃から中学受験を視野に入れた勉強をする子もいますし、小学校六年生になってから中学受験の準備を始める子もいます。中には小学校に入学する前から中学受験を考える家庭もあるようです。このような場合は本人の意思というよりも親や周りの人の影響が強いと思われます。
中学受験の時期にはまだ遠い春、私も通っていた近所の私立中学に小学生がたくさんやって来る光景を目にしました。中学受験のための説明会が行われていたのです。このような中学受験の説明会では、学校の指導方針や学校生活などあらゆることが受験生や保護者に説明されます。また、直接学校を訪問できますから、どのようなところかよく分かるのです。中学受験のための説明会を開催する学校は、年々増えているようです。
中学受験のように長期間の勉強が必要な時に、分厚い問題集が机の上に並べられていたら子どものモチベーションは下がってしまいます。こんなに沢山問題を解かなければならないのか、と大人でもうんざりします。ですから、視覚的な効果として薄い問題集を選ぶ必要がある、という事なのです。そして、回答や解説が問題集や参考書と別々になっていて、もっというならば問題集よりも厚いくらいがちょうど良いのです。といっても薄い問題集ですので実際にはそこまで厚い回答集にはなりません。
中学受験を目前に控えながらも、復習が中心の勉強をせざるを得なかった僕の、小学校での成績は相変わらずで、同じ志望校の他の生徒たちや担任の先生からは、冷ややかな眼で見られながらも、この時点で塾の講師や家庭教師の先生からは合格の可能性があると判断してもらっていたようです。僕の32年間の人生の中でも最も集中力があり、知識の吸収が出来ていた時代だと思います。脳の吸収率は大人になるにつれて悪くなることはご存知でしょう。だから勉強して、受験するのも大学受験よりも高校受験、高校受験よりも中学受験の方が、より学び覚えることが出来ると云われています。
中学受験に比べるとこのような話は、大層な事で次元が違う事だと思われるかもしれませんが中学受験もしかりなのです。いくら中学受験の問題が難しいからといって何も大学レベルや高校生レベルの問題が出るわけでもなく、小学生あるいは中学一年生の初期の段階で学ぶ事が問題になっているのです。その問を難しいと感じるのはそれらの問題が解けないからではなく、解けるようになるまでの勉強が苦痛で結果、勉強をせずに問題が解けなくて難しい、という結論に至っている事が多いのです。