中学受験を通じて子供自身が、なぜ自分に勉強が必要なのかを考え、苦手分野にも取り組んで、自他共に納得できる良い結果を出し、将来のための地道な努力を惜しまないという基本的な素養を身に付けるという事は、とても良いことだと思われます。また合格した学校の学園生活を通じて、良き師、良き友に巡り会い、どのような状況にあっても人としての真価を発揮するような人材に育つということは、本当に素晴らしい教育の成果であると思います。そのためにも、子供達の成長を温かく見守る教育者と保護者が協力し合って、これからも将来の子供達の健全な育成に、是非力を注いでいただきたいと思います。
中学受験は昔からあるものです。でも、「中学受験」とよく話題になってきたのは、最近のことだと思います。中学校はそもそも義務教育ですから、地元の中学校に無試験で行くことになっています。ただ、例外的に私立中学校や国立の中学校に進む場合には試験が行われるわけです。昔は、大多数の小学生はそのまま無試験の公立の中学校に進学したわけで、中学受験はあまり話題にならなかったものでした。
中学受験の対象である私立中学校の方では、あくまで小学校の範囲で出題しているのだと言い切っています。けれども「悪しきゆとり教育と空疎な平等主義」が長く続いた公立小学校では、とてもフォローしきれないような総合的能力が中学受験生に問われているのは先ほども申し上げたとおりです。現に公立小学校のテストでいつでも満点取っている子でも、そのままでは私学の中学受験に通るとは限りません。「ゆとり」をもって中学受験に臨むためにも、受験科目についてしっかり知っておくことです。
中学受験の学習方法でわたしが一番良いと思うのは、塾へ通う、という事です。塾には経験豊富な教師やもちろんの事、同じ中学を目指す良いライバルもいます。塾の中には中学受験を目指す小学生向けのコースもありますし、それらのコースは付近の有名私立高校を目指すコース例えば『○○中学コース』という具合のものもあります。特に『○○中学コース』というようなコースは、その中学への受験を成功させる事を一番の目的としていますので、ピンポイントの焦点を絞った学習をする事ができます。
中学受験の算数。とはいえ、ただ問題をこなしているだけでは数字アレルギーになるだけなので、特に算数が苦手な子の場合、工夫することが必要です。例えば数字を使ったパズル(今はやりのゲームのような)などで数字に慣れる事から始めてみる、というのはどうでしょう。楽しんで取り込むことができるように工夫すれば、吸収力もアップします。それはどの教科にも通じることでもあります。