中学受験の国語。本を読むことに面白さを覚えれば次の段階です。活字を読んでいると自然と漢字に触れる機会が多くなります。読めない漢字が出てきたら、面倒でもその都度読み方や意味を教えてあげましょう。その上で足りない部分は辞書を引いて調べるようにすれば、自然と訊く癖、調べる癖が身につきます。それこそが国語において最も重要な能力となっていきます。また、敬語に関しては分類方法が改定され、これまでの尊敬・謙譲・丁寧の三種類から、尊敬・謙譲・丁重(第二謙譲)・丁寧・美化の五種類に増えました。これについてはお父さんお母さんも一緒に学習していくとよいのではないでしょうか。
中学受験に対する意識に関する統計を見てみると、一つには中学受験に関する意識に地域格差が見られます。東京を中心にした首都圏や、中部、関西などの大都市周辺では保護者側の意識はもとより、多くの私立中学校が存在するので、それぞれの学校が試験問題やカリキュラムなどに特色を出して、学力や技能に秀でた優秀な生徒を集めようとしているのに対し、地方の県などでは、試験的に導入されている公立の中高一貫校の人気が高いという意外には、目立って中学受験をしなければという子供達や保護者の動きは、見られないようです。
中学受験のための塾に通うに足る経済的余裕が無い場合、これは「自習」するしかないわけですが、幸いなことに優秀な学習参考書というのはたくさん出版されていて、これをかたっぱしからみっちりやれば、実は結構事足りるのですね。ただしこの方法にはものすごい意志の力というか、モチベーションの持続力というものが必要になってきます。自習していて判らないところが出てきたらすかさず質問に行ける仲の良い先生が学校にいるか、というのも中学受験には大きな問題です。
中学受験の社会。社会には他の教科には無い特色として、前年度の期間中に起こった実際の出来事や事件をテーマにした"時事問題"が出題されることがあります。例えば2006年度であれば新内閣の発足や団塊世代の定年問題等、様々な出来事がありました。これらに関しては、その時その時の情報をしっかりと頭にとどめておくしかありません。というわけで、新聞は必ず毎日目を通しましょう。もちろんテレビ欄とスポーツ欄だけではダメですよ。一面からテレビ欄まで、全ての記事に目を通すようにしましょう。場合によっては、社説等の論文が国語の読解問題に出典される事もあります。
中学受験に挑む小学生が近年増えてきています。就職が困難になっている昨今の風潮を受け、少しでも上の学歴を得て有利な立場に、と考える親が増えているようです。もちろん中学のレベルは学校によって全く違います。それでは、中学受験に向けてどのような対策を持って挑めばよいのでしょうか。気をつけるべき点はさまざまありますが、いくつかのポイントを上げてみていきたいと思います。