塾での勉強が楽しくなり自信をつけた子どもは、自分の意志で勉強するようになります。これは毎日の小さな積み重ねです。今まで勉強の習慣がなくても、勉強はわかるものだ、勉強は楽しい、勉強をしよう、という気持ちが生まれれば、自然と勉強の習慣が身についてきます。この勉強の習慣がつくまで、しっかりと子どもを見守り、誉めてあげることが大切です。
中学受験を目指す目的が特殊な技能を子どもに身につけさせたいからという親も多いと思います。その代表的なものは、音楽、美術などの技能だと思いますが、音楽教育や芸術教育で有名な大学の付属中学への中学受験を志すという選択もあるでしょう。この場合も、親の希望や意向が大きいものですから、子どもたちに中学受験を受けて、そのような技能を身につけることが、自分にとってどれだけプラスになるかというようなことを幼い頃から折に触れて話しておかなければなりません。
中学受験は、家族一丸となってお子様を支えることで必ず成功します。そして家族の絆が深まり、ここで自信をつけたお子様は、必ずその先の困難にも勇敢に立ち向かうものです。学力を向上させる中学受験、というよりも、私は、頑張る底力をつける中学受験という風に捉えております。
中学受験の対象としての私学にも様々なパターン、校風がある。中学受験の志望校決定に当たっては、この「校風」が受験生本人にマッチしているかどうかを熟考した上で決定していただきたいものである。いかに本人の偏差値が中学受験の合格ラインに達していても、入学後の授業に充分ついていけるだけの学力があったとしても、校風と本人の性格があまりに乖離しているようではせっかくの学校生活も苦渋に満ちたものにならざるを得ない。しかも中学受験の場合、いったん入学してしまうと最低でも三年〜六年の長きに渡ってその中で過ごさなくてはならないのだ。中学受験の志望校は、くれぐれも親のエゴだけで決定されることがあってはならない。
中学受験の準備が始まったら家族全員の協力が不可欠です。仕事から少し離れた場で同僚などに「子どもが受験でね。」と話しているお父さんには、自分もまた少し窮屈な思いをしている気持ちがあるのだと思いますが、当事者である子どもはもっといろいろなことを我慢しているのかもしれません。子どもと一緒に目標を達成していこうという気持ちを子どもにも伝えなければなりません。中学受験を迎えるくらいの年頃の子どもなら、もう親の気持ちを汲み取ることもできるものです。