中学受験を考えている中学校の校風は情報誌などでは掴みきれないことが多いものです。その中学校が行っている学園祭や体育祭などの学校外の人も立ち入ることができる催しなどに出向いてみて、中学受験の志望校となる中学校を見学してみることが良いと思います。また地域によっては、周辺の中学校が合同で開催する説明会のような催しを行うところがあります。こういった合同説明会で情報を集めて比較検討することも良い手段です。特に7月や8月などの夏季には、オープンキャンパスや学校説明会などを開催する学校が多いようです。
中学受験に備えてやらなければならないことはたくさんあります。大事なことは、親が不安からついイライラしてしまわないことです。中学受験の準備を進めているときに、親が子どもを萎縮させてしまうのはなんとしても避けねばなりません。親は中学受験の不安に動揺しがちな子どもを優しく包む存在であるよう心がけるべきです。もちろん時には子どもを叱咤激励する存在である必要もありますから、そのあたりはお父さん、お母さんで上手に役割分担しましょう。
「中学受験に挑戦したい」ともしお子さんが言われた場合、ためらうことなく「YES」の返事が返せる両親になってください。地元の中学校に通うことに比べて確かにいろいろな面でリスクはありますが、その分、手に入れるものは大変大きいものになると思います。家族も心配が増えると思いますが、子供の笑顔をみればそんなの一気に吹き飛びますよ!!
中学受験が当たり前であるような、都市部の中学受験が盛んな地域では、早ければ幼少の頃から、遅くても小学校中学年くらいから中学受験についての準備を始めるところが多いようです。学習塾に通ったり、家庭教師に来てもらったりという勉強法も取り入れています。中学受験までは忙しい日々となりますが、中学校に入学した後は、少しゆっくりと過ごせるようです。一方で中学受験が珍しいという地方では、公立中学校への進学が多くなりますが、こちらでは中学校へ入学後、高校受験のために学習塾へ通うなどやや忙しい日々が始まります。
中学受験での国語の問題では、漢字やことわざ、言葉の使い方などの基礎的な国語能力は必須です。長文を読解する能力も問われます。物語文などの長文で、指示語に関する問題などの出題率が高い傾向にあるようです。最近の中学受験では、以前なら難関校でしか出題されていなかった記述式の問題も多く見られています。日頃から新聞を読んだり、辞書を引いたりする習慣があるかどうかで、その能力が表れるといえそうです。